事故の顛末と訴訟までのいきさつ

 20159月4日、松澤和真君が、入所していた障害者入所施設 (多摩藤倉学園)から行方不明になり、高尾山の登山道で遭難、111日に麓の沢で遺体で発見されました。 身元が確認され、通知されたのが、翌年14日でした。

 ご両親が対面できるまでに、事故発生から4カ月かかりました。

 

  行方不明の原因は、入所施設の業務上の過失で、本来施錠していなければならない扉が施錠されず、ガードもされていなかったことと、そのことが原因で1人の子供が出てしまったことを認識していたにもかかわらず点呼を取らなかったことでした。

  点呼を取らなかったこと以外にも、複数の職員が安全配慮義務にもとづくルールを守らず、幹部職員の執務室(現学園長と主任)で管理していた防犯カメラの不具合を放置していたことが挙げられます。

  事故は発生してから1時間以上も発覚せず、又、防犯カメラで直ぐに確認できなかったため出てしまったこともわからず、敷地内を捜すのにさらに1時間かかり、警察への通報には2時間以上も経過していました。

 通報も遅くなり、警察犬も後をたどることができなくなりました。

  防犯カメラの解析が遅れ、出て行った時の服装も誤って伝えられました。

 

  施設側は、賠償については、弁護士を通じ障がい者を差別する金額を呈示してきました。

  施設の呈示は、逸失利益をゼロ、慰謝料も基準以下の2,000万円というもの。 

 

    2016129日、和真君のご両親は社会福祉法人藤倉学園に対して証拠保全の手続きを行い、2017214日、東京地裁に提訴しました。

 


関連するHPとSNS

ご両親のHP

masami matsuzawaのHP

「15歳の命の価値(訴訟編)」

訴訟の記録(google+)

「15歳の命の価値」

息子をなくした親の葛藤(google+)